• "安全保障"(/)
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  1. さいたま市議会 2017-12-21
    12月21日-06号


    取得元: さいたま市議会公式サイト
    最終取得日: 2021-08-13
    平成29年 12月 定例会平成29年      さいたま市議会会議録12月21日                        平成29年12月定例会-----------------------------------第23日平成29年12月21日(木曜日 午前10時開議)本日の議事日程(第6号) 第1 開議 第2 発言の取り消しの件 第3 市長提出議案及び請願の上程(市長提出議案第186号~第206号、第210号~第222号、第228号、平成28年請願第29号、平成29年請願第33号~第35号、第40号~第46号、第48号、第49号) 第4 委員長報告 第5 委員長報告に対する質疑 第6 請願第42号、第44号の取り下げの件 第7 特別委員会中間報告 第8 中間報告に対する質疑 第9 散会        ----------------本日の出席議員   60名     1番  石関洋臣     2番  土橋勇司     3番  都築龍太     4番  傳田ひろみ     5番  斉藤健一     6番  大木 学     7番  高子 景     8番  川村 準     9番  新井森夫    10番  玉井哲夫    11番  井原 隆    12番  金井康博    13番  武田和浩    14番  小川寿士    15番  小柳嘉文    16番  浜口健司    17番  冨田かおり   18番  西沢鈴子    19番  吉田一志    20番  松村敏夫    21番  吉田一郎    22番  伊藤 仕    23番  桶本大輔    24番  稲川智美    25番  渋谷佳孝    26番  池田麻里    27番  三神尊志    28番  西山幸代    29番  谷中信人    30番  武山広道    31番  神坂達成    32番  松下壮一    33番  守谷千津子   34番  久保美樹    35番  青羽健仁    36番  島崎 豊    37番  帆足和之    38番  新藤信夫    39番  高柳俊哉    40番  添野ふみ子    41番  土井裕之    42番  熊谷裕人    43番  井上伸一    44番  宮沢則之    45番  神田義行    46番  鳥海敏行    47番  戸島義子    48番  中山欽哉    49番  野口吉明    50番  萩原章弘    51番  中島隆一    52番  関根信明    53番  鶴崎敏康    54番  神崎 功    55番  高野秀樹    56番  小森谷 優    57番  上三信 彰   58番  山崎 章    59番  江原大輔    60番  阪本克己   欠席議員   なし職務のため議場に出席した議会局職員の職氏名 局長        辻村公雄   議事調査部長    奥山清也 議事調査部次長 議事課長      林 祐樹   議事課長補佐    中村哲也 事務取扱い 議事課              議事課           小山 寧             本郷智視 議事第1係長           議事第2係長 議事課              議事課           増永友美             鶴見紀久美 議事第2係主査          議事第1係主事地方自治法第121条の規定による説明のための出席者 市長        清水勇人   副市長       日野 徹 副市長       高橋 篤   副市長       松本勝正 水道事業管理者   森田 治   教育長       細田眞由美 都市戦略本部長   真々田和男  総務局長      伊藤道夫 財政局長      原  修   市民局長      石川 均 スポーツ文化           蓬田 潔   保健福祉局長    志村忠信 局長 子ども未来局長   中島マリ子  環境局長      小林盛遠 経済局長      吉沢浩之   都市局長      中野英明 建設局長      中島圭一   消防局長      大熊郁夫 会計管理者     関根文人   水道局長      川崎照正                  選挙管理委員会 副教育長      久保田 章            後藤由喜雄                  事務局長 人事委員会           小野里 毅  監査事務局長    武者清人 事務局長 農業委員会           河本 稔 事務局長午前10時35分開議  出席議員    60名     1番   2番   3番   4番   5番   6番     7番   8番   9番   10番   11番   12番     13番   14番   15番   16番   17番   18番     19番   20番   21番   22番   23番   24番     25番   26番   27番   28番   29番   30番     31番   32番   33番   34番   35番   36番     37番   38番   39番   40番   41番   42番     43番   44番   45番   46番   47番   48番     49番   50番   51番   52番   53番   54番     55番   56番   57番   58番   59番   60番  欠席議員    なし △開議の宣告 ○新藤信夫議長 ただいまから、本日の会議を開きます。        ---------------- △発言の取り消し ○新藤信夫議長 初めに、発言の取り消しの件を議題といたします。 本件について、武田和浩議員から、お手元に配付いたしました発言取り消し申出書のとおり、発言を取り消したい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。 本件を許可することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○新藤信夫議長 御異議なしと認めます。 よって、武田和浩議員からの発言取り消しの申し出は、許可することに決定いたしました。〔参照〕-発言取消し申出書-        ----------------市長提出議案及び請願の一括上程 ○新藤信夫議長 次に、市長提出議案第186号から第206号、第210号から第222号、第228号、平成28年請願第29号、平成29年請願第33号から第35号、第40号から第46号、第48号及び第49号の48件を一括して議題といたします。        ----------------委員会審査結果報告 ○新藤信夫議長 各常任委員長及び議会運営委員長から、審査結果報告書が提出されておりますので、お手元に配付しておきましたから、御了承願います。〔参照〕-委員会審査結果報告一覧-        ----------------委員長報告総合政策委員長報告新藤信夫議長 各常任委員長及び議会運営委員長から、審査の経過並びに結果について報告を求めます。 まず、総合政策委員長 武田和浩議員     〔武田和浩議員登壇〕(拍手起こる) ◆武田和浩総合政策委員長 総合政策委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案5件及び請願3件であります。以下、順次、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第193号「さいたま市議会の議員の議員報酬、期末手当及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、質疑応答の際、2名の委員より、原案に対し遡及部分を削除し、施行については別に条例で定める日とする内容の修正案が提出されました。 本件では、まず原案に対し、議員報酬にあって期末手当の支給を遡及することへの考え、特別職報酬等審議会での議論の状況、他政令指定都市議員報酬の改定状況などについて質疑応答があり、続いて修正案に対して、別に条例で定める日の時期、歳出削減を目的とした場合の議員定数削減との連動性への考えなどについて質疑応答の後、討論では、まず修正案及び原案に反対する立場から、議員報酬のあり方は、公務員の人事院勧告と違い、市民の暮らしの状況等を十分に考慮しなければならない。市民所得の現状は、可処分所得が大きく減少する傾向が続いており、報酬を引き上げる環境にはない。実質的には引き上げを凍結する修正案もよりよい選択とは考えるが、引き上げの中身が入っているので、修正案及び原案に反対するとの討論。 次に、修正案に反対し、原案に賛成の立場から、議員報酬については第三者機関が公正な立場から決定したことを尊重すべきと考え、仮に異なる提案をする場合は、客観的かつ明確な根拠が示されるべきと考える。今回の修正案は、凍結期間の設定や想定される次の審議会の答申との関係などが極めて曖昧であり、審議会を尊重する関係においても疑義があるため、修正案に反対し、原案に賛成するとの討論。 次に、修正案に賛成の立場から、特別職報酬等審議会からの答申については、最大限に尊重すべきと捉えている。国全体で見れば景気も上向いているものの、市内の中小企業は請負単価の低下などにより、足踏み状態が続いている。審議会においても報酬引き上げに反対する意見もあったこと、市民からは景気回復にまだ時間を要するとの意見があることからも、歳出削減を図るためにも、引き上げを当面見送りとする修正案に賛成するとの討論の後、採決の結果、まず修正案については、賛成少数により否決されました。 続いて、原案について採決を行い、多数をもって可決すべきものと決しました。 次に、議案第194号「さいたま市特別職の職員で常勤のものの給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、報酬等審議会における検討項目の他政令指定都市との比較、本市と同様に年々引き上げを行う政令指定都市の有無について、質疑応答の後、討論では、まず原案に反対の立場から、特別職の報酬のあり方は、人事院勧告に基づくものとは別な形であり、市民の暮らしの現状から考えなければならないので、反対するとの討論。 次に、賛成の立場から、特別職報酬等審議会の答申を尊重すべきと考え、賛成するとの討論の後、採決の結果、多数をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第195号「さいたま市職員の給与に関する条例及びさいたま市一般職の任期付職員の採用及び給与の特例に関する条例の一部を改正する条例の制定について」及び議案第202号「さいたま市営土地改良事業の経費の賦課徴収に関する条例の一部を改正する条例の制定について」の以上2件について、一括して申し上げます。 議案第195号では、勤勉手当だけが改定となる理由、職員団体との交渉の状況、医療職の初任給の他市との比較、議案第202号では、急施の場合に行う土地改良事業緊急耐震工事計画に基づく事業の具体的事例土地改良事業申請人数要件を廃止した後の制度がどうなるのかなどについて、それぞれ質疑応答の後、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第220号「当せん金付証票の発売について」ですが、本件は、執行部の詳細な説明を了とし、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 まず、請願第42号「安全保障関連法が施行されているもとで、憲法第9条の改定を行わないことを求める請願」及び請願第44号「憲法第九条の改定を行わないことを求める請願」につきましては、いずれも12月11日付で請願者より取り下げの申し出があり、全員異議なく、取り下げを了承することに決しました。 次に、請願第45号「オスプレイ配備中止意見書提出を国に求める請願」ですが、本件では、執行部に対し、オスプレイ事故発生率についての認識、横田基地配備による本市への影響について、参考意見を求める発言があり、討論では、まず不採択の立場から、平成24年の9月定例会で全会一致で意見書を可決しており、公式の議会意思は依然として変わっていないものと認識している。今回さらなる意見書を上げる必要はないと考え、不採択を主張するとの討論。 次に、採択の立場から、さいたま市議会で意見書が採択されて以降、沖縄などではオスプレイの配備が進められてきた上、事故率も大幅にふえている。横田基地に配備する計画が明らかになった段階で、国に意見書を上げることは必要なことと考え、採択を主張するとの討論の後、採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決しました。 以上で、総合政策委員会審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------文教委員長報告新藤信夫議長 次に、文教委員長 西山幸代議員     〔西山幸代議員登壇〕(拍手起こる) ◆西山幸代文教委員長 文教委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、議案10件及び請願5件について、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第196号「さいたま市教職員の給与に関する条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、勤勉手当の支給基準等について質疑応答の後、討論では、まず原案に反対の立場から、教職員の給与は4年連続で上がっており、財政負担は4年間の合計で約12億円増額する。給与の改定は、国民感情から認められないことから、本議案に反対するとの討論。 次に、原案に賛成の立場から、本議案は平成29年の市人事委員会からの報告及び勧告を踏まえたものであり、妥当であると考えることから、賛成するとの討論の後、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第197号「さいたま市立学校設置条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、美園北小学校の学区の範囲及び特定地域の検討状況中等教育学校の校名を、アイデア募集の結果、第1位となった名称を選定しなかった理由、学校新設による過大規模校の解消等について質疑応答の後、討論では、まず原案に反対の立場から、美園北小学校の近隣にある野田小学校新和小学校の増築により対応が可能であることから、美園北小学校の設置に反対である。また、大宮国際中等教育学校は、校名の決定においてアイデアを募集し、圧倒的1位の「大宮西」を採用せず、3位の「大宮国際」に決定した手続がおかしいと考えることから、本議案に反対するとの討論。 次に、原案に賛成の立場から、美園地区での小中学校の新設は、児童生徒数の増加への対応であり、過大規模校の解消につながる。また、中等教育学校の新設は、将来の国際社会で活躍し得る人材を育成し、特色ある教育活動の実践が期待できることから、本議案に賛成するとの討論の後、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第198号「さいたま公民館条例の一部を改正する条例の制定について」ですが、本件では、町の区画を新たにする旨の告示の時期と、本議案提出時期との関係等について質疑応答の後、討論では、まず原案に反対の立場から、11月から住所の変更の効力が生じ、12月に議案を提出するのは手続がおかしいと考え、本議案に反対するとの討論。 次に、原案に賛成の立場から、本議案は区画整理に伴い住所表示を変更するものである。改正を行わないと、公民館のみがかつての住所となり、市民に不便を与えかねないため、賛成するとの討論の後、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第206号「さいたま市立仲町小学校校舎増築(建築)工事請負契約について」ですが、本件では、現在の駐車場に校舎を増築するため、代替となる駐車場の確保、給食室の整備状況と自校式給食の提供再開について、増築による受け入れ児童数の見込み、及び進学先である常盤中学校への影響、今後の需要を見越しての増築計画であるか、エアコン等の設備の詳細、給食設備の仕様及び防音対策等について質疑応答の後、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第211号「指定管理者の指定について(さいたま宇宙劇場)」ですが、本件では、プラネタリウム機器のメーカーと指定管理者が同一であること、指定管理者の変更による宇宙劇場の解説員の変更への対応、指定管理者の選考時において評価した点、審査選定委員会における有識者の委員数、既存の指定管理者に不利な評価基準になっていないか、評価基準における地元への貢献度、今後の宇宙劇場の広報のあり方、入館者数及び収益の推移、入館者の減少を考慮した指定管理料であるか、指定管理期間を変更した理由、活動団体ヘの支援や展示内容の継続の有無等について質疑応答の後、採決の結果、全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第215号「指定管理者の指定について(さいたま浦和駒場体育館)」、次に議案第216号「指定管理者の指定について(さいたま与野体育館)」、次に議案第217号「指定管理者の指定について(さいたま浦和西体育館)」、次に議案第218号「指定管理者の指定について(さいたま記念総合体育館)」、次に議案第219号「指定管理者の指定について(さいたま大宮武道館)」、以上5件は関連がありますので、一括審査いたしました。 本5件では、指定管理の経費は安いが、安定した管理を行う能力が薄いように見られる点について、指定管理者のサービスの質の確保、自主事業による一般利用者への影響、協定の変更による指定管理料の変更等について質疑応答の後、採決の結果、本5件はいずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 初めに、請願第40号「「教育出版道徳教科書の使用中止を求める請願」及び第41号「道徳で「教育出版」の教科書を使わないことを求める請願」の2件は、関連がありますので、一括審査いたしました。 本2件では、執行部に対し、教育出版の教科書を採択した理由、道徳教育に関する文部科学省の方針及び本市の考え方、国旗、国歌について国及び本市の考え方、教科書の掲載内容と政治的中立、決定した教科書を選び直すことは法的に可能か等について参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、教育委員会制度政治的中立性を確保することが大前提とされている。請願の採択という形で議会意思を表明すること自体が教育委員会の中立性を侵害することになりかねないことから、不採択すべきとの討論。 次に、採択の立場から、教科書への現職の政治家の掲載は、教育の政治的中立性に反する。また、教科書の採択の方法は、選定委員会の意思や学校現場の調査研究の意見を尊重した上での決定であったか、疑念を抱かざるを得ない。教科書の採択は、今後の本市の教育にとって禍根を残すものと言わざるを得ないことから、採択すべきとの討論。 同じく採択の立場から、本請願にある道徳の教科書は、選定過程に問題があると考える。また、道徳の教科書の購入には5,000万円近い利権があり、教育長が理由を言わずに決定したことは市民からの疑念が持たれる。教科書の再選定は法的に可能であり、改めてやり直すべきと考え、採択すべきとの討論があり、採決の結果、本2件はいずれも賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第43号「ゆきとどいた教育をすすめるための30人学級実現を求める請願」ですが、本件では、執行部に対し、小学3年生進級時の学級編成変更による子供の負担、少人数学級の実施に踏み出さない理由等について参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、本市では小学2年生までの35人学級に加え、多面的な支援を行うためのさまざまな人員配置が行われている。少人数学級は国の施策で実現すべきものであり、本請願については時期尚早と考えることから、不採択とすべきとの討論。 次に、採択の立場から、小学3年生は授業でも難しい内容が加わり、自我が強くなる時期でもある。また、中学3年生は思春期を迎え、進学なども控える時期である。請願者が求める小学3年生、中学3年生での35人学級の実現は、成長、発達の観点からも切実な願いであり、採択すべきとの討論。 同じく採択の立場から、教職員の給与改定を4年間連続で行った結果、合計で約12億円も財政負担になっている。これを取り消して教員を雇用する財源とすれば、30人学級は実現すると考えることから、採択すべきとの討論があり、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第48号「再開発ビルへの市民会館うらわの移転は慎重に検討してください」ですが、本件では、執行部に対し、文化施設にそぐわない商業施設がビルへ入ることについて、マンションの建てかえる際の入居者の法的同意要件、移転に関する現時点での検討状況、入居施設について、市民会館と他の施設の場合における歳出削減効果等について参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、執行部においてさまざまな可能性や方策について現在も慎重に検討を行っていることが確認できた。請願の願意は既に達成されているものと考え、不採択すべきとの討論。 同じく不採択の立場から、公共施設マネジメント計画との整合性、住宅や商業施設との関係について、参考意見聴取により一定の理解をした。市民会館うらわについては本市にとっても重要な文化施設と考え、不採択すべきとの討論。 次に、採択の立場から、現在進められている市民会館うらわの再開発ビルへの移転は、現地での建てかえに比べ多額の費用がかかることが見込まれている。市民会館おおみやと同じ手法であり、過ちを繰り返すことになりかねない。本請願の願意は妥当であり、採択すべきとの討論。 同じく採択の立場から、同規模で建てかえを行う場合は30億円程度の費用で済むが、再開発ビルへの移転では約120億円もかかる。また、移転する施設の上層階がマンションであり、施設の建てかえ時に住民の同意が得られないことが想定される。将来に禍根を残すやり方は問題であることから、採択すべきとの討論があり、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第49号「教育委員会は分かり易い日本語を使って下さい」ですが、本件では、執行部に対し、授業のタイトルを決定した理由について参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、請願の対象となった授業のタイトルは適切な語句が使用されていることから、不採択すべきとの討論。 次に、採択の立場から、請願者の指摘はもっともであり、授業のタイトルは誤解を招かないよう配慮を求める本請願は採択すべきとの討論があり、採決の結果、賛成少数により、不採択とすべきものと決しました。 以上で、文教委員会審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------市民生活委員長報告新藤信夫議長 次に、市民生活委員長 伊藤仕議員     〔伊藤仕議員登壇〕(拍手起こる) ◆伊藤仕市民生活委員長 市民生活委員会審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました議案3件について、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第192号「さいたま市区の設置等に関する条例及びさいたま市消防本部及び消防署の設置等に関する条例の一部を改正する条例の制定について」は、執行部の詳細な説明を了とし、採決の結果、起立総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第201号「さいたまコミュニティ施設条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第214号「指定管理者の指定について(さいたま市六日町山の家)」の以上2件について、一括して申し上げます。 議案第201号では、女・男プラザ廃止後におけるプラザイーストのスペース活用について、これまでの利用者への周知や意見収集、これまで積み重ねてきた活動の継承等について、議案第214号では、施設のあり方検討の方向性を決定する期限の目途、大規模修繕が必要となった際の対応について、それぞれ質疑応答の後、採決の結果、いずれも起立総員をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、市民生活委員会審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------
    △保健福祉委員長報告新藤信夫議長 次に、保健福祉委員長 谷中信人議員     〔谷中信人議員登壇〕(拍手起こる) ◆谷中信人保健福祉委員長 保健福祉委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件は、議案4件、請願1件であります。以下、順次、審査の経過と結果について御報告申し上げます。 初めに、議案第199号「さいたま市児童相談所条例及びさいたま市こころの健康センター条例の一部を改正する条例の制定について」、本件では、移転に伴い、職員体制は増員などの計画はあるのか、移転の周知方法の具体的な工夫について、移転に伴って電話番号は変わってしまうのかなどについて質疑応答の後、討論では、まず原案に反対の立場から、議案そのものより、子ども家庭総合センターの建設に反対である。子ども家庭総合センターは、総建設費60億円、年間運営費およそ25億円で開設されるが、外縁部の市民に対して交通アクセスが整備されているとは言えない。ゴージャスなセンターを1つ建てるのではなく、行政区ごとの子育て支援策を充実させるべきと考えることから、反対するとの討論。 次に、原案に賛成の立場から、さいたま市子ども家庭総合センターは、児童相談所とこころの健康センターなど、市内に分散されていた機能を1カ所に集中させ、連携体制を構築し、総合相談を円滑に行うために大変重要な施設と考える。本議案は、センター開設に先行して専門相談機関を移転することに伴う改正であり、妥当だと判断し、賛成するとの討論の後、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第200号「さいたま市保育所条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第213号「指定管理者の指定について(さいたま市児童養護施設カルテット)」の2件について、一括して申し上げます。 議案第200号では、建てかえ前後の延べ床面積に変化はあったのか、広くなっていれば定員増が図れなかったのか、小規模保育園との連携に関して、新しく移転する曲本保育園についてはどのように考えているかなどについて、議案第213号では、指定管理料の前回契約時との差額、現時点でこの施設について指定管理者制度を適用していることへの評価、年ごとでどのくらいの剰余金が出ているか、指定管理に当たり将来的にこのまま非公募とするのか、公募をしていく方向なのかについて、それぞれ質疑応答の後、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第212号「指定管理者の指定について(さいたま市宝来グラウンド・ゴルフ場)」、本件では、指定管理に応募した団体の数とそれぞれの評価点、健康管理に特化した部分に関する評価はされたのかなどについて質疑応答の後、討論では、まず原案に反対の立場から、公募の前に今回の指定団体の和光市の施設での問題が発覚していたら、評価に影響を与えたのではないか。事件が起きても隠蔽するような体質があり、チェック体制や上司の管理能力にも問題があるのではないかと疑わざるを得ない。さいたま市においても、しっかりした事業者を選んでいく必要があり、市民に不安を持たれる事業者であってはならないこと、地域産業に貢献できるような指定管理にしてほしいという願いからも、本議案に反対するとの討論。 同じく原案に反対の立場から、今回の指定団体の和光市の施設での問題が明らかになり、会社の体質や連携体制がしっかりできていないのではないかと疑わざるを得ない。このような体制の不備が、宝来グラウンド・ゴルフ場で事故や事件が発生したときに大きな問題をもたらす可能性が高いこと、また宝来グラウンド・ゴルフ場の建設予定地は旧大宮市が高齢者向けの施設開設のために購入した用地であることから、特養ホームなどの施設を開設すべきであり、そもそも宝来グラウンド・ゴルフ場の建設に反対であることからも、本議案に反対するとの討論。 次に、原案に賛成の立場から、今回の指定団体は、スポーツ施設の運営実績があり、選定委員会の評価も総合的にすぐれているとのことであった。和光市の施設で起きた事案に対しては残念な思いだが、組織的な隠蔽でなかったこと、今後チェック体制や社員教育の見直し、関係者が連携した防止策の徹底がなされていることがわかったことから、宝来グラウンド・ゴルフ場の管理業務について、法令を遵守し、適切に管理運営を行っていただくことを強く要望し、賛成するとの討論の後、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 請願第46号「間違えた団体名や異なる印鑑が押印された補助金交付申請書について」、本件では、執行部に対し、申請者名と印鑑の印文が異なる事案は、市としてどういう認識なのか。本請願に出てきている団体について、口頭注意を行っているという認識でよいかについて、参考意見を求める発言の後、討論では、まず不採択の立場から、本請願の趣旨には賛同するが、参考意見聴取の中で、当該団体に悪意はなく、既に所管課から口頭注意が行われていること、今後、団体名称及び印鑑は正式なものを使用するよう申請団体等への周知、指導を行うこと、申請書受領の際の確認の徹底とともに、関係所管課と連携して適切に補助金の交付を行うこととの発言があったことから、既に願意は達成しているものと判断し、不採択を主張するとの討論。 次に、採択の立場から、この補助金申請の収受、決定については、既に執行部が関係団体に厳重注意を行うなど是正が図られたとのことであるが、本請願を採択し、議会の意思として、異なる団体名や異なる印鑑が押された補助金交付申請書の収受や交付決定をしてはいけないと示すことは、執行部により一層の補助金交付の適正化を求めることにつながり、意味のあることと考えるため、採択を主張するとの討論の後、採決の結果、賛成少数により不採択とすべきものと決しました。 以上で、保健福祉委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)        ---------------- △まちづくり委員長報告新藤信夫議長 次に、まちづくり委員長 武山広道議員     〔武山広道議員登壇〕(拍手起こる) ◆武山広道まちづくり委員長 まちづくり委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました案件のうち、議案7件及び請願2件について、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、議案第203号「さいたま市生産緑地地区の区域の規模に関する条例の制定について」、議案第204号「さいたま市道路占用料徴収条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第205号「さいたま市市営住宅条例の一部を改正する条例の制定について」、議案第228号「芝川都市下水路見沼伏越場改修工事請負契約について」の4件について、一括して申し上げます。 議案第203号では、本市において面積要件を300平方メートル以上とした背景、理由及び改正後の影響と対応、取り組み、買い取り請求の積極的活用についての考え、議案第204号では、改正後の占用料収入の見込み額並びに他の政令指定都市及び近隣市の状況、議案第205号では、収入申告義務の免除となる対象者、認知症の客観的な判断材料、議案第228号では、河底部分を埋めることの必要性などについて、それぞれ質疑応答の後、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第210号「財産の取得について(公共公益施設用地)」、本件では、需要予測の方法及び実施の有無、事業性が見きわめられる収支の想定等の基礎的なデータ、バス事業者との協議及び資料の有無、バスターミナルの整備事業の必要性などについて質疑応答の後、討論では、まず原案に反対の立場から、質疑においてはバスターミナルを設置した際の需要予測とバス事業者との協議が全く進んでいないことがわかり、具体的な収支計画の説明も一切なかった。運営主体、運営方法についても全く不明確であることから、本議案は、使用目的が明らかでなく、根拠のない土地を取得するものと言わざるを得ない。バスターミナルの設置そのものには反対ではないが、この土地の取得は全く熟度が達していないことから、本議案に反対するとの討論。 同じく反対の立場から、長距離バスターミナルの暫定整備とはいえ、基本的な設計や事業費概算など明らかにされなければ、市民や議会を納得させるものではない。9月定例会で指摘された需要予測も行われず、事業者からの協力姿勢や基本的な資料が何も示されない中で、URとの協定を理由に土地だけ先行取得する本議案には到底賛成できないことから、本議案に反対するとの討論。 次に、原案に賛成の立場から、長距離バスターミナルの整備は、さいたま新都心将来ビジョンの実現等に資するものであり、3年後のオリンピック・パラリンピック大会の開催地である本市に必要とされる長距離バスや観光バスの発着等に必要な施設であること、隣接する防災公園と連携した広域的活用も想定された防災的見地からも有益であり、本市にとって重要な事業であることを鑑み、本議案に賛成するとの討論の後、採決の結果、多数をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 次に、議案第221号「市道路線の認定について」、議案第222号「市道路線の廃止について」、以上の2件は関連がありますので、一括審査をいたしました。 本2件は、それぞれ執行部の詳細な説明を了とし、採決の結果、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 続いて、請願審査について申し上げます。 初めに、請願第33号「大砂土東地区乗合タクシーの停留所の料金表示改善を求める請願」。本件では、執行部に対し、請願趣旨に対する対応状況について参考意見を求める発言の後、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第35号「市民の利用可能な施設のオープンに際し、利用開始時期を告知する掲示物の設置を求める請願」については、執行部に対し、参考意見を求める発言はなく、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 以上で、まちづくり委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)        ---------------- △予算委員長報告新藤信夫議長 次に、予算委員長 池田麻里議員     〔池田麻里議員登壇〕(拍手起こる) ◆池田麻里予算委員長 予算委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託されました議案第186号から第191号の6件について、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 議案第186号「平成29年度さいたま市一般会計補正予算(第8号)」から議案第191号「平成29年度さいたま市下水道事業会計補正予算(第1号)」の6件について一括議題とし、審査を行いました。 本6件では、ことしの期末手当の市内中小企業の動向、改定した企業の割合がどうなのか、新中央消防署の屋内訓練場は地域の防災訓練、消防団の訓練等でも活用できるのか、宝来グラウンド・ゴルフ場の指定管理者への指導、行政処分があったときの対応及びチェック体制についての考え、ふるさと応援寄附代行業務の内容及び市外からの納税件数と金額、大門町2丁目中地区の文化施設取得における業務床、商業床及び公共公益施設床の単価差の理由並びに特定業務代行に係る工事費圧縮の努力と地域経済に対する還元の工夫、浦和駒場体育館の中規模修繕の内容及び指定管理料減額時の対応、(仮称)にぎわい交流会館いわつきの総建設費、年間運営費及び来場者見込みなどの質疑応答の後、討論では、まず議案第186号について、原案に反対の立場から、議員報酬については、消費税8%への増税、介護保険料、国保税、下水道料金などの負担がふえ、市民の暮らしが厳しい中、こうした引き上げは到底理解が得られない。文化芸術都市創造事業については、さいたま国際芸術祭は市民活動に対して支援が不十分であり、多額の税金が投入されることに変わりがないことから、市民への理解は得られない。文化施設整備事業については、総額400億円にもなる税金の投入は市民の合意を得られない。戸籍住民基本台帳事務事業については、マイナンバーカードに係る個人情報が漏えいする懸念が少しも払拭されない中、旧氏併記に伴うシステム改修は大きな問題である。宝来グラウンド・ゴルフ場管理業務については、指定管理者による問題が他市で発覚したが、仮に何らかの行政処分が出されれば、本市も責任が問われることになる。(仮称)にぎわい交流館いわつき設計業務については、岩槻人形博物館と一体のものであり、賛成できない。以上の理由により本議案に反対するとの討論。 同じく、議案第186号及び議案第188号から議案第190号について、原案に反対の立場から、ふるさと応援寄附代行業務については、自分が応援したい自治体に寄附するという初期の目的からかけ離れており、国へふるさと納税の廃止を働きかけるべきである。(仮称)にぎわい交流館いわつきについては、岩槻城址公園の計画の見通しが立っておらず、区役所跡地の活用のみを先行的に行う計画を認めることはできない。さいたま国際芸術祭については、依然として他自治体より負担金が高い状態が続いている。本市従来の強みである文教都市やサッカーの振興について、執行部は知恵を絞るべきである。 議案第188号から第190号については、議案第188号で、介護利用者へ、より一層の負担増を強いておきながら、議案第186号、第189号、第190号で見られるように議員や職員の待遇アップを認めることは問題である。以上の理由により本議案に反対するとの討論。 次に、議案第186号及び議案第188号から議案第190号について、原案に賛成の立場から、2020年東京オリンピック・パラリンピックの開催、運命の10年における積極的都市基盤整備により、本補正予算では、人を呼び込むさまざまな取り組みが予定されており、本市のスポーツ、文化芸術資産を有効に生かし、市民が積極的に参加する取り組みとなることを望む。 市民会館おおみやの機能移転に向けた公共公益施設床取得契約の締結、中央消防署移転関連の経費などは、これからのまちづくりには不可欠な予算計上と考える。 暮らしの道路整備事業など、公共工事施工時期平準化のための債務負担行為の補正がなされたことも評価できる。指定管理者の指定を初めとする各議案に伴う予算計上は、当然事業実施には必要なことである。 第188号については、システム改修に要する費用であり、妥当な内容である。 第189号、第190号については、給与改定に伴うものとして了とする。以上の理由により本議案に賛成するとの討論。 同じく議案第186号について、原案に賛成の立場から、宝来グラウンド・ゴルフ場管理業務は、関係課部局においても適切な管理を求め、賛成する。道路修繕工事の債務負担行為については、補正の目的、内容を確実に実施することを求め、賛成するとの討論の後、それぞれ採決の結果、議案第186号及び議案第188号から議案第190号は多数をもって、議案第187号及び議案第191号は、いずれも全員異議なく、原案のとおり可決すべきものと決しました。 以上で、予算委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる)        ----------------議会運営委員長報告 ○新藤信夫議長 次に、議会運営委員長 阪本克己議員     〔阪本克己議員登壇〕(拍手起こる) ◆阪本克己議会運営委員長 議会運営委員会の審査報告を申し上げます。 本委員会に付託され、閉会中の継続審査に付されました請願2件につきまして、以下、順次、審査の経過と結果を御報告申し上げます。 初めに、平成28年請願第29号「政務活動費の領収書に関し、ネット公開を求める請願」ですが、本件では、現在、政務活動費の使途運用指針の見直しに取り組んでおり、その中で領収書のネット公開を進めるという一定の方向性が出たことから、願意を達成していると判断できるのではないかとの発言の後、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 次に、請願第34号「議員の採決態度を会議録に載せることを求める請願」ですが、本件では、参考意見を求める発言はなく、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択とすべきものと決しました。 以上で、議会運営委員会の審査報告を終わります。(拍手起こる) ○新藤信夫議長 これで、各常任委員会及び議会運営委員会の委員長報告を終わります。        ----------------委員長報告に対する質疑 ○新藤信夫議長 これから、委員長報告に対する質疑を行います。 質疑の通告がありますので、発言を許します。 吉田一郎議員     〔吉田一郎議員登壇〕 ◆吉田一郎議員 どうもおはようございます。私は、議会運営委員会の委員長報告について、阪本委員長にまず1点、お伺いしたいと思います。 請願第29号「政務活動費費の領収書に関し、ネット公開を求める請願」、この報告を聞いていて、あれっと思ったのです。普通は討論で何とかの立場から採択、何とかの立場から不採択、そういった討論の後、採決の結果、採択か不採択かということなんですけれども、今聞いていたら、何とか何とかとの発言の後、採決の結果、採択に賛成する者はなく、不採択となりました。何で討論ではなくて、発言の後になっているんでしょう。ほかの委員会はみんな討論でしたので、これを確認したいと思います。お願いします。 次、今度は総合政策委員会の武田委員長の御報告に関して、これも1点だけお願いいたします。議案第193号、要するにさいたま市議会の議員の期末手当、これを上げるというようなのを審議したということなんですけれども、その中で修正案が提出されましたというのです。施行については別に条例で定める日とするという修正案なんですけれども、これを出したのは一体どなたでしょう。 それから、これはずっと聞いていても、修正案をこの人たちは何で出したのか、その理由についての説明が全然なくて、何で出したのだろうなというのがわからなかったので、それを御説明お願いしたいと思います。 以上2点、お二人によろしくお願いいたします。 ○新藤信夫議長 阪本克己議員     〔阪本克己議員登壇〕 ◆阪本克己議会運営委員長 吉田一郎議員から、討論ではなく発言であるという理由でございますが、御承知のとおり、この「政務活動費の領収書に関し、ネット公開を求める請願」ですが、これについては平成28年ということで、約1年間ほど継続審査をしてきたところでありますので、ある一定の方向性が議会運営委員会のほうで示されたということを受けて、採決すべきというような趣旨での発言であったと私は認識しております。 ○新藤信夫議長 武田和浩議員     〔武田和浩議員登壇〕 ◆武田和浩総合政策委員長 吉田一郎議員の質疑にお答えいたします。 まず、修正案を出したのは誰かについてですけれども、修正案を出されたのは江原大輔委員と野口吉明委員です。 そして、次に修正案を提出した理由についてですけれども、提出者の江原大輔委員より詳細な提案理由が述べられましたけれども、私なりに要約した形でお答えさせていただきます。 まず、特別職報酬等審議会の答申は最大限尊重すべきものと捉えているところであり、我が国の景気は、全体で見れば上を向いており、一部の大企業を中心に給与の引き上げを行う動きがあることも事実である。しかし、市内の中小企業に目を転じると、需要の停滞や単価の低下といったさまざまな形状の問題に直面し、足踏み状態が続いている。さらに、有権者の皆様から景気回復にはまだ実感がなく、もう少し時間を要するといった意見が聞かれている。このような状態を鑑み、市民から選ばれた議会としては、歳出削減を図るための努力を継続し、今回の改正案については12月にさかのぼって期末手当を支給する第1条を削り、第2条の施行期日を別に条例で定める日とし、当面凍結し、議会として議論して決定していくことが我々の責任と考えるとの旨の御説明がありました。 ○新藤信夫議長 吉田一郎議員 ◆吉田一郎議員 お二人の委員長、ありがとうございました。 それで、阪本委員長、議会運営委員会のほうには、もう一点確認したいんですけれども、先ほどこういった発言があったというのは詳しく説明していただきましたけれども、何でそれは、討論という形で言わなかったのですか。これは一体どういう発言なんですか。手を挙げて、委員長と言って、発言と言ってやったのですか。なぜ討論でなかったのか、どういった経緯で討論ではなくて、発言というのも、どういった具体的な発言だったのでしょう。お願いいたします。 ○新藤信夫議長 阪本克己議員 ◆阪本克己議会運営委員長 吉田一郎議員の再質疑にお答えさせていただきます。 この請願について、どなたか御発言ございますかということに対しての発言だったと記憶しております。その発言については、ここで採決するべきであろうといった趣旨の発言であったと思っております。 ○新藤信夫議長 吉田一郎議員 ◆吉田一郎議員 要するに、そうなると、それは、討論ございますかでなくて、それで誰も手を挙げなくて、それで直ちに採決することに異議ありみたいな感じで出た発言なんですか。それとも、何か討論の前に動議みたいな、また議事進行みたいな形で出た発言だったのですか。その点、最後に確認したいと思います。 ○新藤信夫議長 阪本克己議員 ◆阪本克己議会運営委員長 討論、採決に入る前に、議題として御発言がございますかという問いに対して、御発言をいただいたということでございます。 ○新藤信夫議長 以上で、吉田一郎議員の質疑は終了いたしました。 これで、通告による質疑を終結いたします。        ---------------- △請願第42号、第44号の取り下げの件 ○新藤信夫議長 次に、請願第42号「安全保障関連法が施行されているもとで、憲法第9条の改定を行わないことを求める請願」及び請願第44号「憲法第九条の改定を行わないことを求める請願」の2件につきましては、請願者から取り下げたい旨の申し出がありました。 お諮りいたします。 本請願2件につきましては、取り下げを許可することに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○新藤信夫議長 御異議なしと認めます。 よって、本請願2件の取り下げは、許可することに決定いたしました。 なお、ただいま取り下げを許可いたしました請願を除く議案及び請願につきましては、あす、討論、採決を行いますので、御了承願います。        ----------------特別委員会中間報告新藤信夫議長 次に、特別委員会中間報告を議題といたします。 お諮りいたします。 議会改革推進特別委員会で調査中の事件につきましては、会議規則第45条第2項の規定により、委員会の中間報告をしたい旨、委員長から申し出がありましたので、これを認めることといたしたいと思います。これに御異議ございませんか。     〔「異議なし」と言う人あり〕 ○新藤信夫議長 御異議なしと認めます。 よって、議会改革推進特別委員会の中間報告を認めることに決定いたしました。        ---------------- △議会改革推進特別委員長報告新藤信夫議長 それでは、報告願います。 議会改革推進特別委員長 土井裕之議員     〔土井裕之議員登壇〕(拍手起こる) ◆土井裕之議会改革推進特別委員長 議会改革推進特別委員会の中間報告を申し上げます。 本委員会の経過につきましては、去る6月定例会において中間報告させていただきましたが、その後、新たに議長より、議会資料検索システムへ掲載する資料のあり方について諮問がなされたことから、本件の協議の経過と結果について御報告申し上げます。 本件につきましては、去る9月定例会における決算審査に係る資料要求において、約1万枚に及ぶ資料要求がなされたことから、予算委員長及び決算特別委員長から議長に対して、当該要求資料について、議会資料検索システムに掲載されるべきものか否か、資料の性格や数量を踏まえて検討し整理する必要があるとの申し入れがあり、本委員会へ諮問がなされたものであります。 協議の経過ですが、初めに、平成29年10月19日の委員会においては、本件の概要について改めて確認するとともに、論点整理案を提示し、各会派に持ち帰りとしました。 次に、11月24日の委員会においては、論点整理案に対する各会派及び無所属の委員の意見を聴取し、予算審査及び決算審査における要求資料を議会資料検索システムに掲載すべきか否か。また、掲載すべきとする場合、大幅な予算増が困難である状況の中、どのような整理のもとに掲載をしていくかの2点について、協議を行いました。 協議の中では、予算額の積算根拠、議会資料検索システムへの資料掲載に当たっての業務量の増加などについて、議会局と質疑応答の後、現行では、予算上の制約があることから膨大な数に及ぶ当該要求資料の全てを議会資料検索システムに掲載することは困難であること、また、本システムへ掲載する資料の枚数に制限を設けた場合に、掲載すべき資料か判断する基準の設定が困難であることの2点について、委員間での認識の共有がなされました。 次に、12月6日の委員会においては、前回の委員会の協議結果をもとに、議会資料検索システムには当該要求資料の項目のみを一覧で掲載するものとし、紙媒体の資料は一定期間、議会図書室で閲覧を可能とすることで、全会派及び無所属委員の意見集約がされました。 次に、12月11日の委員会においては、前回の委員会での協議を踏まえ、議会資料検索システムへ掲載する資料のあり方に関する答申案について協議を行い、補正を含む予算委員会及び決算特別委員会において要求された全ての資料を掲載することが望ましいが、当面の運用としては、議会資料検索システムに掲載する事項は資料の項目(表題)のみとし、紙媒体の資料については、審査終了後も一定期間、議会図書室にて閲覧可能とし、対応することを主な内容とした答申案を決定し、去る12月14日に議長に提出いたしました。 以上が本件の協議の経過と結果でありますが、将来的には全ての資料を議会資料検索システムに掲載すべきという考えのもと、本委員会の調査事項であります議会のICT化の中長期的な取り組みの一環として、引き続き検討していくことで、委員間の意見の一致が得られましたので、今後も調査研究に取り組んでまいりたいと思います。 以上で、議会改革推進特別委員会の中間報告を終わります。(拍手起こる) ○新藤信夫議長 これで、特別委員会の中間報告を終わります。        ----------------委員長報告に対する質疑 ○新藤信夫議長 これから、中間報告に対する質疑を行います。 ただいまのところ、通告はありません。 これで、質疑を終結いたします。        ---------------- △次会日程の報告 ○新藤信夫議長 以上で、本日の議事は終了いたしました。 22日、午前10時から会議を開きます。        ---------------- △散会の宣告 ○新藤信夫議長 本日は、これで散会いたします。午前11時37分散会        ----------------...